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ポピー年長向け商材あおどりを10月号をやってみた!半年間で小学校入学前の学習面での不安がなくなった

Writer Profile
ワタセショー
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消しゴムはんこをひたすら彫り進める小学校教師(11年目)です( ̄∀ ̄)これまで56446256556年を担任。子育ての際に「どうしたらいいんだろう?」というよく教育現場で耳にする疑問を中心にお答えします。

ポピー年長向け商材あおどりを始めて半年が経ちましたが、子どもを見ていると、学習面で下記のような変化が感じられました。

  • 語彙が増えた。
  • 新しいことを知りたいという意欲が高まった。
  • 文字を読むのがスムーズになった。
  • ちょっとした計算ができるようになった。
  • 平仮名を同じスピードで丁寧に書けるようになった。
  • 小学校で勉強することへの自信が高まった。
  • 一つのことに集中する時間が長くなった。

小学校入学が近づき、様々な面で不安を抱えるこの時期に、ポピーをはじめたおかげで学習面の不安を取り除いてくれた、と感じます。

半年間ですっかり「ポピっ子」となった息子の10月号に取り組む様子をレビューします。

ポピー年長向け商材あおどり10月号の教材内容

ポピー年長向けあおどり 教材内容
  1. ドリるん
  2. わぁくん
  3. ほほえみお母さん
  4. わぁくんで使用する付録

教材は毎月同じ分量で届きます。

先月に引き続き、今月も「わぁくん」は一旦置いておき、「ドリルん」から取り組ませました。

内容的に「ドリルん」が教科書、「わぁくん」が副読本、という位置付けと考えればよいかと思います。

毎月言わせてもらってますが、ポピーは月1,000円で必要十分な教材が届きます。多すぎて負担にもならない、少なくて物足りなさも感じない量といえますね!

おまけのおもちゃで溢れかえる某学習商材を続けている友だちが数名いましたが、「しんどい、続けられない」「おもちゃ邪魔」「月額が高い」という理由で辞めたそうです。

おそらくポピーを退会する際は、「学力的に必要なくなった」という理由になるでしょう。

前向きな理由で辞められる学習商材って珍しいなと改めて実感します。

ポピー年長向け商材あおどり10月号をやって感じた3つの子どもの成長

ポピー年長向けあおどり

ポピー10月号は、1ヶ月を通して下記の能力を身につけることができます。

  • 抽象力
  • 数の順序
  • 語彙力

具体的にどのように学んでいくことができたのかご紹介します。

小学校入学後に必要な「抽象力」を学ぶことができた

10月号のメインテーマが「抽象力」です。

「抽象」とは、対象からある要素だけを抜き出して、ほかは無視するという方法だそうです。要するに何が同じで何が違うかを判断する力が抽象力です。

この力は、小学校中学年以降でとくに必要な力だと思います。3年生あたりから、算数における文章問題の文字数が増え始め、子ども達の苦手意識が急激に高まります。

その時、今回のような「抽象力」を鍛える経験をみんながしていれば、、と少し考えさせられ、教師としてもとても興味深い教材でした。

「抽象力」で印象的だったのが、ハロウィーンキャラクターの中から仲間外れを見つけるという教材。

ポピーあおどり 教材内容

その違いがとても微妙で、大人でも「これで正解かな、、?」と迷うくらいのものもありました。

息子は「このカボチャだけ頭のところがない!」「このオオカミ男だけ、上の服と下の服が同じ色や!」と、楽しそうに考え取り組んでいました。

半ページでしたが、割と時間をかけてじっくり見比べていたので、とてもいい教材だと感じました。

月ごとに難易度が上がる「数の順序」の教材で子どもの成長を感じた

「数の順序」を学ばせる教材はこれまでにもありました。しかし、毎月少しずつ考え方の視点や難易度が高くなってきているのを感じます。

今回はたぬきときつね、それぞれの注文通りのそばやうどんを配膳していくという教材が、いちばん息子の食いつきがよかったです。

ポピー年長向け 教材内容

「前から三びきにそば」「三番目には天ぷらを」というように、個数を表すときと何番目かを表すときの言い方の違いに気づき、同じ数でも捉え方が違うということを学ばせる教材でした。

小学校の算数が苦手な子どもの多くは、問題の意味がわからない、つまり国語力に起因することが多いです。

例えば、「時間」と「時刻」の違いがわからないことで問題の答え方がわからなくなってしまうようなことがよくあります。

この教材のように、少しの言葉の違いで意味が変わってくるという経験をすることはとても有意義だと思います。

とくに困ることなくどんどんシールを貼っている息子を見て、少し安心することができました。

「語彙力」の教材で語彙数を伸ばしてきたことを実感

毎回「語彙力」の教材は必ずあり、息子はポピーを始めて半年で、格段に語彙数を伸ばしてきたように感じます。

今回は鳴き声にあった動物のシールを貼っていくという教材があり、「ハトはポッポーより、フルッフーやろ!」と謎のツッコミを入れながら楽しく取り組んでいました。

ポピー年長向け10月号 教材内容

私は横で見ながら、「アメリカでは犬はワンワンではなくバウバウって聞こえるらしいで」「ニワトリはコッカドゥードゥルドゥって言うらしいで」と話をすると、とても感心して「じゃあサルは?ひよこは?」と質問責めに合う羽目になりました笑

様々なことに興味を持つ、いいキッカケになった教材でした。

もう一つおもしろかったのが、言葉の足し算です。

「たま」と「ねぎ」で「たまねぎ」、「はな」と「ひ」で「はなび」等、言葉がくっつくと濁点がついたり、まったく違うものになったりすることを学べる教材です。

ポピーあおどり10月号 教材内容

息子はとても嬉しそうに一つ一つの言葉を考え、シールを貼っていっていました。

こうやって言葉同士が結び付けられ、語彙が形成されていくのだなと感じました。

ポピー年長向け商材あおどりを6ヶ月間やってみて継続の重要性を実感

10月号では「抽象力」をメインに「数の順序」「語彙力」等、これまでの内容を踏襲しながらも発展しているような印象を受けました。

ポピーに限らず家庭用教育商材は一朝一夕で力が付くことはありません。

きちんと組まれているカリキュラムのもと、何度も繰り返し学び返すことで、学習基盤が形成されていき、着々と力をつけていけるのだと思います。

今回のメインテーマ「抽象力」のように、科学的思考の基礎を養うことで、小学校に入ってからよくぶつかる壁が、ある程度取り払われ、勉強本来の楽しさを損ねにくいのではないかと感じました。

ポピー年長向け商材あおどり10月号は時期的に終わらせるのに時間がかかった

10月は運動会シーズンだったこともあり、なかなか息子も私も時間がとれず、ポピーが後回しになってしまいました。

終わらせたのは10月30日、ギリギリでした笑

しかし、今月から学習机がついに我が家にやってきたことで、息子のモチベーションがさらにアップし、ラスト1週間の追い上げがすごかったです(笑)

できたよシールでモチベーションをキープするように!

ポピー年長

取り組む様子はいつも大きく変わりませんが、最近の息子のブームは「できたよシールクイズ」です。

ポピーは教材を1つ終わらせるごとに「リズ」「ポルン」「ガッチャ」いずれかのできたよシールを貼ります。

どのキャラを貼ったのか私に当てさせるというクイズをいつも楽しそうに出してきます。

ちょっとしたことですが、息子の高いモチベーションが半年以上継続されているのは、こういった小さなアイデアによるものなのかも知れません。

子どもが喜んだポイントとつまづいたポイント

10月ではじめてでてきた「ながらの作業」の教材を解けた時が一番喜んでいた

今回いちばん喜んでいたのは、忍者の巻物に書かれた暗号文を読み解くという教材です。

暗号といっても文字のアナグラムで「めがねのいぬ」が「めねがのぬい」と並べ替えられており、その上に読む順番に数字が打たれています。

ポピー 教材内容

数字の順番に読んでいくという「ながらの作業」はこれまでの教材では初めてじゃないのかなと思います。

難しいかな?と思っていましたが、すらすらと問題を解いていき、一つ一つ正解がわかったときは「よっしゃ!わかった!」と嬉しそうにリアクションしていました。

空間認知の教材につまずいた。ヒントを与えるための親が横についている事が重要と実感

忍者の巻物に描かれた地図と、迷路で通る道を結びつける問題は少しつまずきが見られました。

ポピー 難しい教材内容

「木を見てみたら?」「ここに大きな岩があるで。」と少しヒントをあげると、ピンときたようで課題をクリアしていました。

やはり、ポピーは親が横についてあげないといけないと感じた瞬間でした。

息子は迷路をするときは先にゴールまでの道筋を確認してからやることが多く、今回はその逆にあたる教材だったため、迷ったのだと思います。

いろいろなアプローチで揺さぶりをつくるポピーは面白いなと感じました。

ポピー年長向け商材あおどりは今の時代に求められるアウトプット型の教材とわかった

ポピー年長向け商材のあおどりを6ヶ月間やってみて感じたのは、知識をたくさん蓄える「インプット型」ではなく、知識の使い方や考え方の素地を養う「アウトプット型」なのだと感じました。

近年では、かつての「教え込み型」の学習から、言語活動・プレゼンテーション等で自分の意見を発表することで本当の「学び」が得られるというアウトプット型の教育が注目されています。

ポピーは老舗ですが、今の時代に求められている学び方を踏襲できていると感じます。

もちろん、発達段階による変化もあるかと思いますが、この半年の息子の成長のアシスト的な役割をポピーが果たしてくれていると強く感じます。

息子は常に高いモチベーションを維持しながら、新品の学習机に向かい、1ページ1ページ楽しみながら課題をクリアしていきます。親としても驚きでした。

「すぐ飽きるやろな」「めんどくさくなる時がくるやろな」とある程度みくびりながらの「おためし号」の時の親の意識を本当に良い方向に裏切ってくれました。

3月までしっかり続けさせて、万全の入学準備をしたいと思います。

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