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ポピーあおどり12月号をやってみて運筆の丁寧さや集中力の継続時間が伸びたことを実感

Writer Profile
ワタセショー
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消しゴムはんこをひたすら彫り進める小学校教師(11年目)です( ̄∀ ̄)これまで56446256556年を担任。子育ての際に「どうしたらいいんだろう?」というよく教育現場で耳にする疑問を中心にお答えします。

やった後が残らない&学習机により親の目が届かない!ということによるモチベーションの低下が見られた11月号。。。(詳しくはポピーあおどり11月号のレビューをご覧ください。。)

12月号はどうなることかと思っていました。

するとまさかの、、「えっ!?もう終わったん?」でした笑

なんと1週間で終わらせてしまったのです。

「めっちゃ楽しかった!」と11月号が幻だったのかというくらい高いモチベーションで一気にやりきった息子の12月号の様子をレビューします。

ポピーあおどり12月号の教材内容

ポピーあおどり12月号 教材内容
  • ドリるん
  • わぁくん
  • 入学準備計画
  • ほほえみお母さん
  • わぁくんで使用する付録

いつも通り、以上がひとまとまりでビニル包装されており、それ以外はお友達紹介キャンペーンや「小学ポピー1年生」への入会案内等のチラシが入っていました。

そして、何月号から入ってたのか、、「入学準備計画12月号」というものも入っていました。

これの内容が素晴らしい。リビング学習と勉強部屋学習のメリットデメリットなどが比較して記載されており、とても親として勉強になりました。もっと早く読んでいれば、、笑

ページ数も量も毎月変わりません。

今月のように1週間で終わらせてしまった場合、やはり物足りなさを感じてしまいますが、親が横で見て一緒に取り組んでいくのであればポピーあおどりの1ヶ月の教材量はちょうどいい量だと思います。

これ以上に多いと負担になってしまい、子どもも親も続かない要因となるからです。

毎月さまざまなアプローチで飽きずに取り組めて月額1,000円なら、コスト面で不満が出ることはないと思います。

ポピーあおどり12月号では、小学校入学後に重要な洞察力や見落としていた語彙力、長さを身につけることができる

ポピーあおどり12月号は、1ヶ月を通して下記の能力を身につけることができます。

  • 洞察力
  • 拗音やカタカナなどの語彙力
  • 「長さ」の把握

どれも1ヶ月で身につくことではありませんが、教材を継続的に実施し続けることで身についていきます。

実際うちの子もポピーあおどりをやり続けていますが、3ヶ月でできることが増えたり、線が綺麗にかけるようになるなど確かな成長を感じているので、やらせている親も驚いていますw

小学校入学以降に必要な、洞察力を学ばせることができる

今回のメインテーマは「洞察力」でした。

ポピーあおどり12月号

解き方を自分で見つけ出す力とのことですが、これは9月にもメインテーマとなっていました。

洞察力とは、問題の意図や傾向を理解して解法を導き出す”科学的思考”の基礎となる力で、個人的には、ポピーを通じて子どもに最もつけさせたい力です。

小学校入学以降で学習面でつまずく子ども達の多くは「何がわからないのかわからない」ということが多いです。

「洞察力」があれば、「何がわからないのか」はわかりますし、そもそも「何を聞かれているのか」をよく理解した上で課題に取り組めるので、この「洞察力」の教材でトレーニングをしておくことがとても大切だと感じています。

これまでにも「洞察力」の教材は数多く取り組んできましたが、今月号のラストにあった教材が特徴的で、息子も少し苦労していたようでした。

それは、呪文の法則を見つけて正解のシールを貼るというものです。

ポピーあおどり12月号 教材

「いちさるご」と書いてあれば、さるがイチゴをだします。同じように「くかつえしるた」と書いてあればかえるがくつしたを出すわけです。

例題から問題の意図を推測し答えを導き出す、まさに「洞察力」を鍛えるにはもってこいの教材です。

拗音やカタカナなどの語彙力を学ばせられる教材

今月号は大きい「つ」と小さい「っ」の違い、「や」「ゆ」「よ」も同様に、文字の大小を「調整力」とともに学ばせる教材がありました。

ポピーあおどり12月号 拗音

息子はひらがなはもう書けると思っていましたが、拗音(小さい文字)は見落としていました。何度かやり直しながら、何とか教材を仕上げていましたが、少しつまずきが見られました。

今月はもう一つ「カタカナ」の一覧表を埋める教材もありました。

ポピー年長向け 12月号 カタカナ

読むことはできていても書くのはまだだったカタカナでしたが、この表をよく見ながらサンタさんへのお手紙を書いていました。

カタカナを書く力はまだ必要ないとは思いますが、子どもの文字に対する興味関心を高めるには十分な内容でした。

「長さ」を学ぶ教材をきっかけにものさしに興味をもつようになった

12月号の序盤に出てきた面白い教材として「長さ」がありました。

ポピー年長向け 12月号 教材内容

「ながさむし」というものさし状のキャラクターを切り取り、写真と背くらべをします。ながさむしより長いものに丸をつけていくだけでしたが、息子はとても楽しそうに取り組んでいました。

ものさしに興味を持ったようで、点と点を線で結ぶ教材をものさしできれいに直線を引いて取り組んでいました。

ポピーあおどり12月号では問題の難易度が上がったが、集中力の継続時間が伸びたことにより教材を諦めずにやりきることができた

12月号は「洞察力」をメインテーマに「長さ」や「数字」「カタカナ」等、実際に小学校入学後必要になる知識をつける教材、レベルアップした「語彙力」「調整力」の教材が印象的でした。

迷路や間違い探しは格段にレベルアップしており、とくに間違い探しは大人でもわかりにくいものが出てきました。

息子は何度も絵を見比べながら一つ一つ間違いを見つけて丸をつけていきましたが、ポピーを始めた当初と比べて集中力の継続時間が延びたことを強く感じました。

諦めずやりきる力もポピーが養ってくれているのだと思います。

では、教材を実際にやってみてどれくらいの時間をかけて教材を終わらせたのか?また、子どもが喜んだ点とつまづいた点についてもご紹介します。

これから、ポピーあおどり12月号をする方は、特につまづいたポイントがでてきた場合、サポートしてあげてほしいと思います。

毎日30-1時間ほどかけて1週間で教材を終わらせた

先月のモチベーション低下がウソだったかのように、あっという間に仕上げました。

毎日30分〜1時間程学習机に向かい、ポピーに取り組む様子はまさに「学生」でした(笑)

ポピー年長向け 12月号

息子が一気にやりきった要因として考えられるのは、知的好奇心との一致だと思います。発達段階で興味が出てきた「カタカナ」や「ものさし」等にばっちりハマり、どんどん、進められたのだと思います。

ポピーを続ける中で、新しい知識と出会う喜びを味わう、得た知識を使いたくなる、使うことでまた新しい発見がある、という良いサイクルが生まれ、息子はまんまとハマっているように思います。

ポピーを始めて8ヶ月となりますが、まだまだ息子の伸び代を感じ、親としても教師としても関心が高まる一方です。

喜んだポイント:ながさむし・クロスワードポズルの教材

今回は教材を一緒に取り組む時間がものすごく少なく、ほぼ一人で取り組んでいたため、喜んだポイントは後から息子に聞きました。

「ながさむし」で比べる教材、クロスワードパズルのような「語彙力」の教材が楽しかったと言っていました。

先月号と違い、やった跡がきちんと残るので、勝手に進めていても親が確認できるため、安心して取り組ませることができました。

しかし、やはり間違えたままでもどんどん進んでしまうので、親が見ることは必須だと感じます。息子には「1月号からは一人で勝手に進めたらあかんで」と約束しました。笑

つまずいたポイント:洞察力の問題につまずいていた

今回はメインテーマ「洞察力」で、先述の呪文を解読する問題で少しつまずきが見られました。

勝手に進めていると、つまずいてすぐフォローができないため、終わってから「ここ間違えてるで」と指摘する形となりました。

つまずいたまま進むことは就学以降とても危険な行為だと思います。

間違っていることに気づいている子どもとそうでない子どもで、後々はっきりと差が出ることは容易に想像できます。

少し負担かもしれませんが、ポピーあおどりは親が横について取り組ませる必要があると感じました。

ポピーあおどりを8ヶ月間やり続け運筆の丁寧さを身につけた

やはり「継続は力なり」です。

当たり前ですが、お試しポピーをやっただけではなんの習得にもつながらないですし、継続すればするほど子どものできることが増え、学習基盤を形成していくと思います。

ポピー 年長向け 教材内容

息子がポピーを始めて8ヶ月。はっきりと目について力がついたのは「運筆の丁寧さ」です。

迷路や文字の教材に取り組んでいるうちに丁寧な運筆が身についてきました。

小学校でも「ダンゴムシの速さで」とか「ナメクジの速さで」など、丁寧な運筆を指導するのですが、ポピーを続けている息子は、自然と「程よい速さ」が身についたように感じます。

ポピーあおどり12月号をやってみて、子どもの成長を感じるとともに「親が横につく」「継続する」ことの必要性を改めて感じた

先月とは打って変わって、非常に高いモチベーションを取り戻し、1週間で教材をやりきってしまいました。

楽しく取り組むのはいいのですが、やはり間違えたまま進んでしまっているページが数箇所あり、親がつく必要性は感じます。

教材への満足度、信頼度は積み重ねの期間が長くなればなるほど増しています。

息子が楽しく取り組んでいる姿が見られるのはもちろんですが、テレビを見ている時や出かけている時の息子の何気ない「なんで〇〇はこうなってるんやろ?」「あ、〇〇ってこういう意味なんや!」などの発言に親が感心することが増えました。

ポピーを続け、洞察力や語彙力が養われたことも一因であると考えます。

就学前の準備としては申し分ない内容で、ポピーのおかげで小学校入学への学習面の不安は無くなりました。あとは生活面をきちんと整えて入学の日を迎えたいと思います。

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