ポピー年長向けあおどり5月号をやってみて子供のモチベーションの高さに驚いた
- show0range
消しゴムはんこをひたすら彫り進める小学校教師(11年目)です( ̄∀ ̄)これまで56446256556年を担任。子育ての際に「どうしたらいいんだろう?」というよく教育現場で耳にする疑問を中心にお答えします。
ポピー年長のお試し教材をやってみた結果、子供はとてもポピーが好きになりました笑
ポピーあおどり5月号が届いた時の息子の反応は、新しいおもちゃを買ってもらった時以上のもので、「やったー!お試しお試し!」と、ポピーのことを「お試し」と呼ぶほどお試し見本がハマっていました笑
親としてはまず分量のチェック。「ドリるん」はやりたい時にやりたいだけ進めさせられる感じやな、「わぁくん」は読みもの教材として、暇な時にでも気軽に見たらええわ、という印象でした。
小学校教員目線でみると「あおどり5月号では、空間力・ようすを表すことば・運筆、文字を書く、濁音の半濁音の読み方、仲間わけ対応を学べる」とポピー自らうたう高いハードルをこの分量で本当に達成させられるのか?という印象でした。
これらのことを踏まえポピー年長向け教材のあおどり5月号の教材内容とやってみた感想についてご紹介します。
ポピー年長向け教材あおどり5月号の教材内容
まずポピーあおどり5月号の教材内容についてご紹介します。
ポピーあおどり5月号に入っていた教材一覧
ポピーあおどり5月号の教材内容についてまずはご紹介します。
- ドリるん:41ページ
- わぁくん:34ページ
- ほほえみお母さん
- わぁくんで使用する折り紙
以上がひとまとまりでビニール包装されており、それ以外はお友達紹介キャンペーン等のチラシが入っていました
「ドリるん」と「わぁくん」の違い
教材が届いた時の印象は「2冊もあるんや、終わらせられるかな?」という感じでした。
ん? では、「ドリるん」と「わぁくん」ではどう違うのか?
このような違いがありました。
- 「ドリるん」:書いたり、計算したり、考えたりする教材
- 「わぁくん」:絵本があったり、動物の体の仕組みについて学べたりする教材
月980円でオールカラーで40ページ前後の教材が2冊届き、とても「お得」という印象でした。
実際オールカラーの教材を本屋で購入すると、「どういった力をつけされるのか」「どんな内容だと効果的なのか」等を考え、吟味しなければならない上に、一冊1000円は超えてくるかと思います。
探す手間も省ける、かつ小学校就学準備として十分な内容であるといった点で、ポピーは“お買い得”だと思いました。
ポピー年長向け教材あおどりの5月号をやってみて学ぶことができること
ポピーあおどり5月号をやってみると子供がどういうことを学べるのか?
4つのことを学ぶことができるということがわかったのでご紹介します。
空間力を学ばせる教材
ポピーあおどり5月号は迷路がたくさんありました。息子は迷路が大好物で、とても楽しそうに取り組んでいました笑
迷路は「先を見据えてルートを選ぶ」という思考の繰り返しです。鉛筆でたどりながらも、間違ったルートに進まないよう常に俯瞰して全体を見なければいけません。
息子は「あ、こっちいったらぶつかるな」「全部の道とおるやん!」とひとりでつぶやきながらゴールの★目指して鉛筆を走らせていました。
迷路は基本的に「壁にぶつからない」というルールのもとやらせていたので、自然と字を書くために必要なスキルも身についていくと思います。
ようすを表すことばを学ばせる教材
「だれが言ってるのか絵を見て合う人のシールをはろう」というページ。これは最初みたとき「ちょっと難易度上がったな。」と思いました。
息子は字は読めますが、センテンスとして捉える力はまだ足りないと思っていました。
なので、「つめたい」を「冷たい」、「おおきい」を「大きい」と意味で捉える必要がある教材は親の補助が必要だと思っていたのですが、、めちゃくちゃ楽しそうに進めてる!きちんと言葉の意味を理解し、それに合った人のシールを貼っていました!!
子どもは親が思っている以上に吸収力が高く、突然補助輪のない自転車に乗れるようになるような「背伸びとジャンプの教育」を体現してくれたような気がします。
「このページ面白かった、もっとやりたい!」と言いながら、次のページにどんどん進んでいました。
運筆、文字を書く、濁音の半濁音の読み方を学ばせる教材内容
運筆、文字を書く教材はセットになっており、二画までのかんたんな平仮名を4回だけ練習し、そのページの下部には迷路やしりとりで絵をたどって遊べる教材が入っています。
「文字を書く」という点に関しては、もともと家庭で取り組ませていた平仮名教材に比べると、4回の練習は不十分だと親としては感じました。
しかし、おそらくあの平仮名教材を続けていたら息子は「字を書くのってめんどくさい」と言い出していたことだろうと思います。ポピーは飽きる前にはさっくり終えられ、決して子どもの「負担」にはならないという点が個人的にいちばん買っているところです。
就学前の子供の「勉強嫌い」を生んでいるのはきっと「飽き」なんだろうなと気づかされ、親としても教員としても勉強になりました。
運筆は「迷路の壁にできるだけぶつからない」というルールを守って丁寧に取り組ませることで自然と身につくように設定されているのだと思います。迷路は息子にとっては最も効果的なのだと思います。
半濁音を学ぶ教材は、「半濁音なしの違和感」を楽しむところから始まりました。「つはめ」「とんほ」等、身近な言葉の半濁音がないところに正しい文字のシールを貼るという活動です。
息子は「つはめってなんやねん〜!」「おさんほっておもろいな!」とニヤニヤと笑いながらシールを貼っていました。
息子の語彙力は幼い頃から絵本を読み聞かせしてきた母親の功績だと思いますが、教材にいちいちツッコミを入れながら楽しんで取り組んでいるのは父親の影響だな、と思いました笑
仲間わけ対応を学べる教材内容
仲間わけ対応力を高める教材は大人でも面白いものでした。鉛筆で果物を運び、対応した箱の中にシールを貼っていきます。最後はどちらが多いかを比べます。
また裏にも同じ問題があり、前のページとも比べながら答えを導き出します。「整理して比べる」ことで対応させてものを見る目が育つのだと思いました。
仲間はずれを見つける教材では、一瞬「仲間はずれおるか?」という中から、きちんと理由づけて仲間はずれを導き出します。
形や大きさ、色の違いに目を向け、楽しく取り組んでいました。大人以上に子どもの方がそれぞれの違和感に気づいて素早く回答していました。
同じ形の仲間にわける教材は色に惑わされそうになるのですが、お馴染みのキャラクターが再三にわたり「いろじゃなくかたちでわけるんだよ!」と教えてくれ、息子も「何回言うねん!」とツッコミを入れながら楽しんでやっていました笑
他にも、意外と難しいまちがえ探しもあり、「見比べる」「観察する」力が育っていくような印象でした。
実際にポピーあおどり5月号をやってみた感想
ポピーあおどり5月号では、 先述の通り「空間力」「様子を表す言葉」「仲間わけ対応」「運筆」「半濁音」をひとつひとつ丁寧にきちんと学べます。
「学べる」というよりは、子どもは本当に楽しんでいるだけです笑
どうしても大人の感覚で「学ぶ」というと学校の勉強のように多少の負担を感じるものというイメージがありますが、息子は何一つ負担に感じず、飽きることもなくとにかく楽しんで最後まで猛スピードでやりきりました。
5月号を注文したタイミングが遅かったため、6月号と共に届きました。息子は「早く6月号をやりたい!」と、10日とかからずドリるん一冊を仕上げました。親としては驚きばかりです!
お試し号とあおどり5月号の違い
お試し号はうまく「ドリるん」と「わぁくん」を14ページに、その良さをまとめていましたが、実際届いた「ドリるん」は41ページ、「わぁくん」は34ページでした。
ボリュームとしては多過ぎず少な過ぎず、ほんとうにちょうど良いと思います。
実際にポピーあおどり5月号をやってみた感想
ポピーあおどりの本申し込み初となる5月号は息子のモチベーションも最後まで落ちず、親としては大変満足でした。
ポピーをやってみて親の変化もあることがわかりました。
今まで本屋に立ち寄った時はなんとなく幼児教材のコーナーの本を手に取って試し読みしていたのが、全くなくなったことです。
「今」必要な力の基盤づくりを、親が考えなくても、老舗ならではのノウハウで進めてくれるポピーに全権委託しようと思いました(笑)
このレビューを書いてるそばで、息子はもう6月号を進め出しています。どこまでこのモチベーションが保たれるのか、、とても楽しみです。