美容鍼への疑問を一挙回答!期待できる効果と効果を持続させるための自宅ケア方法
- shinkyu_refine
大阪の都島にある鍼灸整骨院Refine。「元気を取り戻す。自分磨き」をコンセプトとして美と健康を自分の力で取り戻すための施術メニューをご提供しています。お客様からよく相談される、ママの美容と健康の疑問に答えるような記事を配信します。
インスタグラムや雑誌で話題になっている美容鍼。
モデルさんや女優さんもやっているので興味はあるけど、
「どういう効果を感じられるの?」
「痛いんじゃないの?」
と美容鍼についてわからないという方も多いと思います。
そこで患者様によく聞かれる、美容鍼の疑問や、美容鍼の効果、さらには美容鍼を実施した後に実施するべき効果を長引かせる方法についてご紹介します。
美容鍼について興味がある方は是非ご覧ください。
美容鍼に期待できる効果
美容鍼とは、お顔の悩みの箇所に鍼を直接刺すという施術方法です。
最近では、ローラーなどの美容グッズやエステなどがある中で、なぜ「はり」を用いて施術をするのか?
また、「はり」をさすことでどのような効果が期待できるのかについてご説明します。
美容鍼は化粧水やパックでは届かない部分へのアプローチが可能
美容鍼の効果の説明をするために、まず皮膚の仕組みについて説明します。
皮膚は下記のような3つの構造に分かれております
- 最外層:表皮
- 真ん中の層:真皮
- 1番下の層:皮下組織
真ん中の層の「真皮」には、コラーゲンやエラスチンといった美容の源となる細胞が多く集まっており、綺麗なお肌を保つ土台となっています。
通常のケアグッズやエステなどでは表面的にアプローチをするため、最外層の表皮までしかアプローチができず、美容の土台となる真皮に届くことがないんです。
一方、美容鍼は「はり」を用いて施術をするため、表皮を抜けて、真皮がある層に直接刺激を与えることができます。
これが、美容鍼の最大の特徴といえるでしょう!
美容鍼で刺激を与えることで自らターンオーバーする肌へ
肌にとって刺激はとても大事です。
刺激を与えることで、真皮の層にあるコラーゲンやエラスチンなどの美容細胞が活性化し、綺麗なお肌へ生まれ変わろうと働き始めます。
はりを刺して刺激を与え細胞を活性化させることで遅くなったターンオーバーを早くしたり、本来の正しい周期に戻し肌本来の働きを取り戻します。
ターンオーバーを早くすると様々な美容効果が期待できる
ターンオーバーを早くする事で得られる効果には以下のようなものがあります。
- たるみへの効果
- ニキビへの効果
- 毛穴の開き・黒ずみへの効果
- 美肌効果
- シワへの効果
- シミへの効果
シミが薄くなったりニキビの治りが早くなる事が期待できるということですね!
ちなみに、鍼灸整骨院Refineでは美容鍼と一緒に「高濃度炭酸ミスト」をかけています。
炭酸ミストの「炭酸」には血管拡張作用があり、肌にふりかけることで血行が良くなります。血行がよくなることにより、溜まっていた老廃物もしっかり流れてくれる為、肌にハリが生まれます!
このように炭酸には、お肌のハリや血行を良くすることでお肌の表面にはツヤができ、ターンオーバー(肌が生まれ変わる周期)が早くなるという、美容鍼の効果をさらに上げる効果が期待できます!
美容鍼には資格はいるのか?よりレベルの高い美容鍼施術をうけられる院の選び方
顔に鍼をさす美容鍼ですが、正直怖いですよね。笑
では、美容鍼の施術ができる人はどういう資格を持っていないといけないのか?
また、より美容に関する知識のある人に打ってもらいたい場合はどういう資格をもっているべきなのか?
順にご説明します。
美容鍼の施術を行うための資格とは
美容鍼の施術は、下記どちらかの資格があれば大丈夫です。
- 鍼灸師の資格
- 医師の資格
ただし、鍼を使った施術させるけれども、美容のために鍼を打ってもらうのであれば、美容に関しての知識も持ち合わせておいたほうがいいと私は思います。
より美容効果の高い美容鍼を選ぶ方法
これは国家資格ではないのですが、美容鍼専門資格である日本健美痩総合メディカル鍼灸協会の「Medicure美顔鍼灸術」という資格や、「整流美肌小顔カッサ術」という美容に特化した資格というのもあります。
鍼灸の資格とともにこういう美容に特化した資格を取得している院を選ぶと、より美容に特化した施術をすることができます。
ちなみに、鍼灸整骨院Refine(リファイン)は、どちらの資格も取得しているので、お肌の状態に合わせた専門的な美容鍼施術ができるので安心してご来院ください。
美容鍼で使う鍼について
そもそも、美容鍼で使うはりってどの様なものかご存知でしょうか?
「痛みに弱いし、針を顔に刺すなんて怖い」という方も多くいらっしゃると思いますよね。
しかし、美容鍼で使われるはりは、髪の毛と同じくらい細いはりを使っているため、痛みはほとんど感じません。
ただ、さらに痛みを感じにくいという針もあります。
鍼灸整骨院Refineでは「セイリン」という鍼灸メーカーの「JSPタイプ」というはりを使っています。
このはりは、「はり先が丸みを帯びている」ため、はりが刺さる際の刺激が弱くなり、はりが入っているか分からないくらいスムーズに入っていくので安心です。
RefineではこのJSPタイプのはりを部位によって3種類用意し、顔の部位ごとに刺激を感じやすい部位ごとに使い分けています。
- 痛みや刺激に敏感な人・部位
- 03番 0.10mm(一番細いはり)
- 美容鍼経験があったり、痛みや刺激に強い人/部位
- 02番 0.12mm(普通サイズのはり)
- 顔の筋肉が硬くなっている部位
- 1番 0.16mm(少し太めのはり)
痛みの少ない細い鍼ばかりを使わない理由
細い方が痛くないのではあれば「なぜ全部のはりを1番細いタイプにしないのか?」と思いますよね。
美容鍼は、はりで直接美容細胞に刺激を与え活性化させることに目的があります。
1番細いはりだけでは美容細胞に刺激が充分に伝わらないことがあるため、刺激を感じにくい部位には1番細いはりよりも少し太いはりを使用することで、より高い美容効果が期待できるのです。
太い鍼使用時に期待できる効果
硬くなっている筋肉に対して細いはりだと筋肉の抵抗が強く、はりがしっかり入らない場合があります。
そういう場合に、筋肉の抵抗に負けないよう少し太めのはりを使います。
また、少し太めのはりを使うのは、顔の筋肉を緩める効果も期待できます。
顔の筋肉を緩めることで、フェイスラインがスッキリし血流も良くなりますよ。
ならもっと太いはりを使ったほうがいいんじゃないか...?と思いますね。
しかしそれ以上太くなると刺激が強くなり、痛みを感じやすくなります。
痛みを感じず、気持ち良く受けていただくために痛みを感じにくい最低限の太さのはりを選んで使用することが重要ということなんですね!
美容鍼はもちろん衛生上も安心
また、これは説明するまでもないかと思いますが、美容鍼で使用しているはりは「完全滅菌」されたものを使用します。
衛生的にももちろん安心ですということを付け加えておきます。
美容鍼はどれくらい効果が持続するか
ここまでで、美容鍼はどういうもので、痛みはあるのか?どういう効果があるのか?という点について説明してきました。
最後に気になるのが、1回美容鍼をするとどれくらい効果が持続するのか?ということでしょう。
リフトアップ効果や肌のハリ感、化粧ノリが良くなるなどの効果を感じていただくのですが、効果の持続性については、年齢によってかわります。
- 10~20代前半・・・7~10日
- 20代後半~30代・・・3~7日
- 40代~・・・4日前後
施術に来ていただいているお客さんに来院時確認しているのですが、このように年齢と共に美容鍼の持続時間は短くなっていくことがわかります。
美容鍼の効果を持続させるには?
では、美容鍼の効果を持続させるにはどのようにすれば良いのでしょうか?
- お肌の土台や顔の筋肉を良い状態にする
- 食生活や睡眠時間を見直す
顔の筋肉は普段からセルフマッサージを行って頂ければ、良い状態へと変わっていきます。
また、食生活や睡眠時間など、規則正しい生活を心がけることも鍼の効果を持続させる要因となりますので、覚えておきましょう。
美容鍼を受けるペースはどれくらいが理想か?
肌の土台となる真皮層は、はり施術だけでしか良い状態にもっていくことができないんです。
じゃあ、毎週美容鍼を受けなければいけないの?とお思いの方もいらっしゃると思います。
鍼を受けるペースは下記のようなペースを推奨しています。
最初の1ヶ月間
基本的に美容鍼を受ける目安としては1週間に1回のペースを4回これを1クールと考えてます。
この繰り返しにより、お肌の基礎の状態を整えていきます。
1ヶ月目以降
以降は徐々に間隔をあけて月2~3回、最終的には月1回程度のペースで来院して頂くのが理想です。
美容鍼来院ペースの判断基準とは?
食生活の偏りや睡眠時間が短い、就寝時間がいつもバラバラという方はターンオーバーも乱れやすくお肌も良い状態になりにくいため、生活習慣も気をつけてください(^_^)
また、年齢やターンオーバーなど状態によって美容鍼をどれくらい受けるべきかは変えています。
美容鍼に行って施術する方がどのような基準で次の来院の間隔を決めています。
ターンオーバーの周期が整いやすい人や、お肌のケアなどされていて持続時間が長いという方
施術のペースを空けます
ターンオーバーの周期が遅く整いにくい人や、お肌のケアを充分にできない人
最初は施術のペースを詰めていきます
美容鍼の持続効果を高めるための自宅でのケア方法〜
最後に、自宅でのケアの方法として、むくみ・たるみやリフトアップ効果を持続させるためにセルフフェイシャルマッサージを紹介します。
マッサージをする箇所は首・顔・頭です。
ここでマッサージをする注意点が1つ。それは「強くしすぎない」ことです。
強くする事でかえって筋肉が緊張し逆効果になります。気持ちいいと感じる程度の強さでマッサージをしましょう。
ではマッサージの手順を紹介していきます。
自宅でできる美容鍼の効果を伸ばす首へのマッサージ方法
最初にマッサージをする箇所は首からです。
- 鎖骨の上のくぼんでる個所をマッサージします。鎖骨に沿いながら円を描くように優しくマッサージします。
- 首を右に向いた時に左の鎖骨から耳にかけて浮きでる筋肉(胸鎖乳突筋)があります。(図参照)そこを下から上にかけて指で円を描くようにマッサージをしていきましょう。
鎖骨の周りには首~頭に行く栄養を供給する血管があります。
首の筋肉が硬いと栄養不足の証拠です!
つまり、お肌もしっかり栄養がいっていないので、鎖骨周りはしっかりとマッサージしてください。
自宅でできる美容鍼の効果を伸ばす顔へのマッサージ方法
- 耳の下から顎の先端にかけて指で軽く円をで描くようにマッサージをしていきます。
- その後に目の下の頬の筋肉を同じく指で円を描くようにマッサージをしていきます。
- 口角の横を上に引き上げるように意識し、指で円を描くようにマッサージをしていきます。
自宅でできる美容鍼の効果を伸ばす頭へのマッサージ方法
- 耳の上の側頭筋を指で大きく円を描くようにマッサージし、全体的に緩ませます。
- こめかみからやや目尻よりの部分に「太陽」とゆうツボがあります。
- 頭のてっぺんに百会とゆうツボがあります。ここも同様にしっかりと押してあげます。
側頭筋は顔全体のリフトアップに重要な筋肉になるので側頭筋はしっかりとマッサージしましょう!
また美容鍼をしたその日はこの保湿ケアを念入りに行ってください。
細胞が活性化され、美肌になるための準備ができています。
体内からの栄養ももちろんですが、化粧水・乳液など体外からもお肌にしっかりと栄養を与えるようにしましょう。