ヒサヤ大黒堂の不思議膏で副作用がでることはあるのか? 症状と対応方法まとめ
長時間のデスクワークと出産で痔に悩まされている時に、広告をきっかけで申し込みをしてみたヒサヤ大黒堂の痔の治療薬。
サプリじゃなくて痔の治療薬であるボラギノールと同じ「医薬品」だし、この薬を作っているヒサヤ大黒堂は創業400年以上と歴史ある会社だし。
ということで、お試し見本薬を申し込み、本商品購入まで至りました。

商品を試し本商品を購入するまでの出会いについては、こちらで詳しく紹介しています。
ヒサヤ大黒堂の痔の薬試してみた!実際の料金は高い?しつこい勧誘はあったのか?
ヒサヤ大黒堂の痔の治療薬は医薬品なので使用することで、痔の症状緩和をすることができる一方、副作用も気になりますね。
お医者さんでお薬をもらう時「副作用が出たら使用を控えてくださいね〜」と言われますが、まさにあれと同じです。
ヒサヤ大黒堂の治療薬は、医薬品の中でも第二類医薬品に分類されます。
厚生労働省のサイトの説明をみると、
第二類医薬品はその副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害を生ずるおそれがある医薬品
と規定されています。
ヒサヤ大黒堂の痔の治療薬は2種類あります、
- 塗り薬:不思議膏(ふしぎこう)
- 飲み薬:金鵄丸(きんしがん)
調べてみると、飲み薬の金鵄丸(きんしがん)の方は、副作用症状が発生したという論文が見つかりました。
金鵄丸を使うとどういう副作用が発生するのか?副作用がでた際の対策方法についても調べてみたので、まとめてご紹介します。
金鵄丸(きんしがん)は血行を良くし排泄機能の正常化を促す薬
金鵄丸(きんしがん)は便秘にアプローチするための薬で、朝鮮人参をはじめ、桂皮、大黄など17種の自然の生薬が新陳代謝を旺盛にして改善効果が期待できるようです。

「便秘と痔は関係ないのでは?」と思いましたが、ヒサヤ大黒堂では、痔の原因は「老廃物の体内蓄積」と考えています。
便秘になると、老廃物が蓄積されます。
老廃物が体内に蓄積すると、細胞や内臓の働きが低下し、弱った部位、血行が滞る部位が発生し、そこが病変組織となります。
特に、肛門部は毛糸クズを丸めたように毛細血管が絡み合っていてそもそも血流がよくありません。
さらに、血行が滞ることで血液が澱み、病変組織となって痔を発症させるようです。
便秘は痔の症状をどんどんと悪化させてしまうので、内側から痔の原因である便秘にアプローチするために金鵄丸(きんしがん)を販売しています。
ただし、冒頭でも紹介した通り、金鵄丸(きんしがん)も医薬品なので、効果が期待できる反面、副作用症状も考えられます。
ヒサヤ大黒堂の痔の治療薬購入後の同梱物でも次の症状がでた場合は副作用の可能性があるのでヒサヤ大黒堂に相談する旨が記載されています。
ヒサヤ大黒堂の金鵄丸(きんしがん)に記載されている副作用症状
ヒサヤ大黒堂の金鵄丸(きんしがん)を購入した時に同梱されているチラシには副作用症状の可能性について記載されています。
記載されている症状は、
- 発疹・発赤、かゆみ。
- 激しい腹痛、吐き気、嘔吐。
まれに起こる症状として、
- 全身のだるさ、食欲不振、褐色尿、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)
が記載されており、この場合は直ちに医師の診察を受ける旨記載されています。
また、調べてみると、ヒサヤ大黒堂の金鵄丸(きんしがん)を服用して副作用に悩まされた方もいるようでした。
金鵄丸(きんしがん)を大量服用して副作用になった例
ヒサヤ大黒堂の副作用について調べてみると、「漢方薬(金鵄丸)によると考えられる薬物性肝障害の1例」という論文を発見しました。
内容を読むと、54歳の女性がヒサヤ大黒堂の金鵄丸(きんしがん)を7ヶ月間飲み(毎日60粒)、8カ月目に倍量(毎日120粒)を増やしたところ、全身倦怠感・黄疸が出現し入院。病院にて肝機能障害が認められたようです。
副作用症状としては、全身倦怠感がでてそのまま入院したようです。
ただ、論文を読んでみると、疑問に思ったのは副作用症状がでた方の服用量です。
後ほど正しい使い方についてはまとめてご紹介しますが、ヒサヤ大黒堂のパンフレットを確認すると、金鵄丸(きんしがん)の服用は10粒前後1日3回(1日30粒)を推奨しています。
副作用症状がでた方は、1日120粒と4倍の量を摂取していたようですね…。
当然ですが、風邪薬も大量に摂取するのはいけませんよね。
ヒサヤ大黒堂の金鵄丸(きんしがん)は生薬といえども医薬品なので、大量摂取をすれば副作用症状になる可能性があります。
ヒサヤ大黒堂金鵄丸(きんしがん)の正しい用法容量で使い副作用を防ぐ
金鵄丸は一回に10粒、一日に三回、食間と就寝前の服用が正しい服用法として明記されています。

また、他の薬を服用している場合は同時に服用せずに、一時間以上あけて飲む必要があります。
万が一、ヒサヤ大黒堂金鵄丸(きんしがん)を飲んでみて体質に合わない場合は服用を中止し、北浜か銀座にあるヒサヤ大黒堂の薬剤師または近くの内科医に相談しましょう。
薬堂の電話番号や住所も公式サイトでまとめられていたので、万が一副反応が心配になったときはこちらから問い合わせてみましょう。
排尿回数の増加と軽度な腹痛は副作用ではなく効果が感じられるまでの初期症状
ヒサヤ大黒堂の金鵄丸(きんしがん)を飲んで副作用のように感じられる症状が2つあります。
- 排尿回数の増加
- 軽度な腹痛
ただし、これらは副作用症状ではなく、効果を発揮している最中の症状といえるようです。
ヒサヤ大黒堂金鵄丸(きんしがん)で軽度な腹痛が発生する理由
ヒサヤ大黒堂の金鵄丸(きんしがん)を飲んでお腹が痛く感じられるのは、腸の蠕動が活発になるためのようです。
立っていられないような腹痛ではなく、お腹が動いているような腹痛なので心配はありません。
もしこれが、痛みがいつまでたってもひかず、立っていられない・脂汗が出てくるような痛みが発生した場合は、先ほどご紹介した方法でヒサヤ大黒堂に相談してみましょう。
ヒサヤ大黒堂金鵄丸(きんしがん)で排尿回数の増加が発生する理由
ヒサヤ大黒堂の金鵄丸(きんしがん)を飲むと、おしっこが夜2時間おきくらいに大量に出るようになることがあるようです。
これは、新陳代謝を促して老廃物を便や尿とともに排出する金鵄丸が良く効いている証ともいえますね。
ヒサヤ大黒堂の金鵄丸(きんしがん)の使用を控えた方がいい人
ヒサヤ大黒堂の痔の治療薬である金鵄丸(きんしがん)は副作用症状が発生する可能性もゼロではないため、使用を控えた方がいい人もいます。

こちらは商品購入時のパンフレットやサイトでも掲載されていて、
- 医師の治療を受けている人
- 薬によるアレルギー症状を起こしたことがある人
- 妊婦または妊娠していると思われる人
は、控えた方がいいようです。
1,2については判断がむつかしい場合は、これまたヒサヤ大黒堂の薬堂に問い合わせをすると回答してもらうことができますよ。
ヒサヤ大黒堂の薬を使って副作用が怖い場合は用法・容量をまもる

ヒサヤ大黒堂の副作用について、Googleで検索した時に出てくる副作用を報告症状を報告している論文については、用法を守っていなかったということがわかりました。
生薬といえども医薬品に分類されるので、決められた量を正しく使うことを心がけたほうがよさそうですね。
ヒサヤ大黒堂の薬を服用して副反応が怖い場合は、就寝前の服用量を例えば5粒など、少なくし、体を慣らしながら使うと良いでしょう。
同じ痔の治療薬であるボラギノールも同じ医薬品のため、副作用症状が発生する可能性があります。
使い方の違いについては、こちらでまとめているのであわせてご覧ください。
ヒサヤ大黒堂の不思議膏とボラギノール の違い。使用感、値段、最適な使用シーンを比較してみた
私は結局3万円の本商品を購入しましたが、サンプルだけとは違う効果を感じることができましたね!
ヒサヤ大黒堂のサンプルだけ使って「痔が治らない!」という口コミもみましたが、その理由についてこちらで御紹介しています。
ヒサヤ大黒堂はサンプルだけでは効かない理由と効果を感じる目安日数
報告されている副作用症状についてもまとめてみたので、こちらもご覧ください。
ヒサヤ大黒堂の薬で副作用がでることはあるのか? 副作用が出る場合の対応についてのまとめ
その他、ヒサヤ大黒堂の気になる内容についてもしらべてみたので、興味のある内容があれば是非ご覧ください!